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ただそこにある普遍的な日常 - 映画『マイク・ミルズのうつの話』

うつ病 映画

映画『マイク・ミルズのうつの話』観てきた。

都内のうつ病患者5人のインタビューが中心のドキュメンタリー映画。

5人の生活を通して見えてくるものは、うつ病と一括りにいっても人それぞれ生活も趣向も違うし、ただありのままの自分と向き合おうとする姿勢が人それぞれあるというだけのことであって、それはうつ病というフィルターを通さなくても皆が向き合っている課題なんじゃないかということだ。

そういう意味でこれはうつ病を経験した人が見て共感に浸るための映画ではないし、うつ病の現状を世間に周知するための映画でもない。

自分の課題と向き合い日々の生活を暮らすというごく普通の姿勢をもった5人がそこにいるというだけの、ただそれだけの話。

うつ病という問題をことさら矮小化しようということではないけれども、うつ病を経験した自分としては、この病を特別視せず、悲観せず、丁寧に自分を見つめて生きていこうという、なんだかありきたりな展望をもった。